私がニューボーンフォトを撮る理由
私が生まれてから 大きくなってくる中で
「何で私はこの家の子として生まれてきたんだろう」
って考えるようになって
自分の価値が見出せなくて
自己肯定感が全然なくて
「私がいなくても世界は変わらない」
という答えに至った。
そうやって大人になって
人と比べては自分のいいところに目を向けてあげることができなくて
もっと落ち込んで
でも人と違うことをして
自分の個性を見つけようとしていた。
そうしてある時
「私が生まれてきて良かったんだ」と教えてもらって
少しづつ
少しづつ
結婚してからパートナーを通して
出産して言葉も話せない子どもを通して
「私って、いていいんだ」
「私の価値って、この人のためにあるんだ」
って見出して変わってこれました。
自分一人では気付けないことも
相対がいることで気付かせてもらえることがあるということ
その相対は
依存ではなく
自分が自分のために 見つめる鑑であること
そういうことも学び経験しながら
「私がいることで喜ばせることができるんだね」
「私があなたを幸せにすることができるね」
と悟ったから、
あの人見ても、
この人見ても
「あなたがいることで喜ぶ人がいるね」
「あなたがいることで幸せになる人がいるね」 と思いながら、
その人の価値を感じながら、
その人の貴重さを感じながら撮影することができるようになりました。
誰一人として同じ人はいなくて
一瞬でも時が違えば会うことも、
話すこともなったかもしれない貴重な人たち
特に
生まれたばかりの命は
「あなたの存在はどれだけ多くの人の喜びとなり、笑顔のタネになるのかな」
って思ってそれだけで満たされます。
その貴重さを感じながら
そのままの姿を、
これから大きく変化し、
成長を遂げていく姿を、
美しくて、神秘的で、小さいのに雄大なその姿を
最大限引き出して残せるようにと挑戦させてくれるのがニューボーンフォトだと思って、
させてもらっています。
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